約 170,739 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2960.html
「日本史の教科書が、なくなった?! 長門さんのがですか?」 僕の素っ頓狂な声がコンクリート地が見え隠れする廊下に響く。 ああ、いけない。 今まで築き上げたイメージが。 涼宮さんや彼が聞いてなきゃいいんだけど……。 「そう。 あなたに教科書を借りた翌日、もう忘れないように鞄に入れて登校し、ロッカーに入れた。 しかし、今より5分56秒前に廊下に固定してある生徒用ロッカーから日本史の教科書を取り出そうとしたら、教科書がなかった。 昨日、13時16分46秒に世界史の教科書を取り出した際には確かにあったにも拘らず。」 相合傘事件が勃発した日の翌日。 長門さんは、再び9組の教室に現れた。 またよりにもよって廊下側の席の山田くんに僕を呼ばせて。 ああ、背中に刺さるニヤニヤとした視線。 昨日あれから散々からかわれたっけ……。 皆、口では羨ましいだの何だの言ってたけど、本当は慌てふためく僕を見て楽しんでいたに違いない。 普段、涼宮さんが求めるイメージに沿った古泉一樹を徹底していると、どうしてもほころびが出来た際にこうやってからかわれる。 僕だって人間だ。 完璧な人間なんかいるもんか。 慌てる時は慌てるさ。 恥しい時は恥しい。 いや、僕のことはどうでもいい。 長門さんが物を無くすなんてか考えられない。 そういうことに関しては、と、言うか、すべてのことに関してしっかりしていらっしゃる方だ。 そりゃ、ついこの間のようなついうっかりをしでかすことも無いとは言えないが、 しかし、そう簡単に、本人曰く、うかつ。な状況に陥ってしまう人ではないことを、僕が証明する。 必要ならば、〝彼〟や涼宮さん、朝比奈さんだって頷いてくれるだろう。 なのに、長門さんの北高指定の日本史の教科書が忽然と姿を消したというのである。 「次の授業は日本史。 また、教科書を貸して欲しい。 だめ?」 「教科書をお貸しするのは一向に構いませんが……。 どうしたのでしょう、教科書が急になくなるなんて。 教科書に足が生えるわけもありませんし……。」 「生やすことは、不可能ではない。 情……なんでもない、禁則事項。」 今明らかに、教科書に情報操作で脚を生やすことはたやすいって言おうとしましたね。 で、ちょうど僕たちを真横からニヤニヤした空気を纏いながら眺めている山田君の視線に気が付いて言うのをやめた。 さきほど、あなたをうかつな人ではないと言いましたが、前言撤回が必要なようです。 冗談を言うようになってから、少しずつではありますがお喋りになってきましたよね。 もちろん、以前の長門さんと比べたら、ですが。 ちなみに、長門さんのジョークが山田くんの耳に入ったような気配は無く、相変わらず、彼はニヤニヤと僕たちを見つめている。 本人的には見守っているつもりなのだろう。 そしてそれは、僕の背中にニヤニヤした視線を突き刺す他のクラスメート達にも言える。 少々ウンザリした気持ちで山田くんの方をもう一度視線を移すと、彼は急にニヤニヤの顔を潜めて、ちょっと眉間に皺を寄せた。 〝彼〟といい、山田くんといい、眉間に出来た皺が似合う男というのは少し羨ましいものである。 いや、そんなことはどうでもいい。 問題は、その眉間に〝彼〟の様な皺を寄せた山田くんの次の一言だ。 「なぁ、それって盗まれたんじゃね?」 …………。 三点リーダ。 絶句というよりも、ぽかーんという方が正しい。 それは、長門さんも同じらしくあまりお見掛けすることのないぽかんとした表情をしている。 盗むって、皆持ってる教科書を、何故? 「いや、お前らみたいな真面目ちゃんには分からんかもしれんが、結構あるんだぞ。 教科書の盗難。 とにかく誰でもいいんだ。 困らせてやろうってやつ。 うちのロッカー、生徒が変なもん隠さないように鍵無いだろ。 誰でも簡単に空け閉め出来るから、盗みやすいんだ。 かと言ってロッカー使わないわけにもいかないから、学校側も放置だし。」 僕が真面目ちゃんかどうかは疑わしいが、全くもって理解できない話である。 他人の教科書を盗んで一体何の役に立つというのだ? 困らせたところで、良心が痛むだけだろう。 「世の中にはな、悪いことと分かっていながら、そのスリルが忘れられない人間もいるんだよ。 それがいつしか、罪悪感が快感になるらしい。 俺にも理解は出来んがな。 もしかしたら、好きな子ほど虐めちゃうとかいう馬鹿がやったのかもしれんし。」 好きな子ほど虐めちゃうって、小学生ですか。 「盗まれたって、この学校の生徒にですか?」 「それしかいないだろ? センコーとかだったら問題だよな。 さすがに部外者ってことはないだろうし。 ま、まだ盗みと決まったわけじゃないけどな。 もしかしたら、誰かが勝手に借りてるとか、間違えて他の奴がもってっちゃったとか、そんなんじゃねーの?」 さっきのシリアスムードはどこへやら、にっこりと軽口を叩く山田くんにいっしゅん唖然としながらも、僕は長門さんの方を見た。 僕をきょとんと見返す長門さんを見ていると、ほんのちょっとだけ、困った時はどんな顔をするんだろうな、などと考えてしまう。 はッ! だめだだめだ、それじゃいるかどうかすら怪しい馬鹿と同じじゃないか。 むしろ僕としては、困った顔より楽しそうな顔の方が……いや、それこそどうでもいい。 「長門さん。 これから、どうします? 教科書が無ければ不便でしょう?」 「暫く探して見つからなかったら、新しいものを購入しようと思う。 しかし、教科書自体の発行部数が限られているため、入手困難。 注文しても数週間は掛かるらしい。 もしよければ、新しい教科書が届くまで、私のクラスで日本史の授業がある際には教科書を貸して欲しい。」 だめ? と、仰りながら首を傾げる長門さんにNO、と言える方がいたとしたら、ぜひお会いしたい。 勿論僕はそんな非情、もしくは下心の皆無な人間でもないので、ついつい頷いてしまった。 それが、クラスの人間の大半のニヤニヤを増大させるとも知らずに。 そして、この選択が、のちのち僕の高校時代の甘酸っぱい一ページに彩を添えると言うことにも、僕は考えもしなかった。 <続く>
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2961.html
長門さんが、9組に教科書を借りに来てから二日たった。 今日の1時間目はあれから初めての日本史である。 僕の机の上には、一昨日の放課後、部室で長門さんに返していただいたそのままの日本史の教科書が。 やっぱり、長門さんは僕の落書きを見てしまったのだろうか。 僕がした落書き。 それは、戦国時代末期の歴史が記されたページの隅にいつも使っているシャープペンで長門有希、情報統合思念体、TFEI端末と書いたものを同じシャープペンで塗りつぶして消したものの斜め下に、〝長門さん〟と、書き残してしまったもの。 ああ、勘違いを招きそうだ。 激しく勘違いを招きそうだ。 長門さんが気を悪くしないといいのだけれど……。 あの落書きは、元はと言えば、歴史オタクで時代小説オタクの日本史教師のせいだ。 いや、全てを先生のするつもりはないのだけれど……。 しかし、トリガーになったのは、確実にあの日本史教師と、長門さんの読んでいた本のタイトルだったことに間違いはない。 教師が授業集になぜか、授業とは関係あるのかないのか分からないトリヴィアとも言える無駄話を展開するのはどこの学校でも同じであろう。 あの日、長門さんが僕に教科書を借りに来た日の二時間目の授業でもその現象は起こった。 時代小説オタクらしく、今現在教科書で授業しているあたりの時代が舞台の時代小説について延々と20分語りつくし始めたのである。 まぁ、授業に関係ないとは言い切れないし、好きな人にとってはこの上なく楽しい話題なのだろうと、最初はあまり気にも留めていなかった。 正直、週に4回ある日本史Bの時間のうち、三回に一回はこういうパターンになるのがこの教師の特徴だ。 今更、文句を言ったってしょうがないし、第一、試験範囲までは滞りなく進むのだから問題は無い。 正直、時代小説にあまり興味がない自分にとっては退屈ではあるけれど。 問題は、その日の雑談にも近い時代小説語りに出てきた作品名の中に、聞き覚え、否、見覚えのあるものがあったからだ。 大して、センスのいい題とも、自分の好みに合うと思えるものでもなかったので題名自体はハッキリ覚えていないけれど、確かにそれは、長門さんがいつものように文芸部部室の窓際で寡黙に読み進めていたSFもののハードカバーに紛れて、もはや長門さん専用になってしまった白いミニテーブルに鎮座していた唯一の文庫本のタイトルと同一のものだった。 長門さんが文庫本、しかも時代小説とは珍しい、とぼんやり失礼ながら盗み見ていたのでよく覚えていた。 そんな方向に思考が一瞬でも傾くと、退屈していた脳みそが一気に傾いた方向に倒れてしまうというのが人間というもので、あの時の僕もそんな人間に過ぎず、耳が日本史教師の時代小説語りをシャットアウトし始め、脳内思考を全く違う方向へと押しやって行った。 長門さんのことだ。 長門さんは読書家だ。 それは、この学校唯一の文芸部部員であるという事実だけで充分その証明になっているだろう。 あ、そういえばある種、長門さんは兼部状態になるのかな。 でも、SOS団は学校非公認の団体なので、やはり学校側からの彼女の扱いは文芸部部長でいいのだろうか。 SOS団の大切な団員であることは、例え学校を出たとしても変わりはしないだろうけれど。 あ、そういえば、僕や〝彼〟、朝比奈さんや涼宮さんは帰宅部扱いになるのかな。 ……何はともあれ、長門さんだ。 彼女が読書好きなのは、情報統合思念体がそう彼女を創ったからなのだろうか。 それとも、読書は、彼女が勝ち取った彼女自身の趣味なのだろうか。 長門有希、情報統合思念体が創りだした、TFEI端末。 僕たちとは違う存在。 朝比奈さんもこの時代の人間でないというところを考えなければ、基本的にはただの地球人である。 しかし、長門さんは……。 そこまで考えてハッとした。 教科書を見ると、やはりというべきか、なんと言うべきか、思考に合わせ勝手に手が動いたのだろう、 自分でも「ペン習字くらいやった方がいいじゃね?」と言いたくなるような、汚い筆致で長門有希、情報統合思念体、TFEI端末。 と、三連の語句が並んでいた。 これではまるで、今の今まで散々世話になっている大切な仲間のことを、余所者の、人間じゃない、ロボみたいに思っているような書き方じゃないか。 端末って。 そんな。 今の今まで、「機関」が使用している言葉だからと鵜呑みにし、平然と使っていたが考えれば考えるほど失礼な話である。 長門さんは、たしかに世間一般から見れば(このことに関して世間一般などという言葉が適用されるかは怪しいが)宇宙人と呼ばれる存在であるが、 それ以前に僕や、SOS団の皆からすれば、SOS団の団員であり、大事な仲間であり、大切な友人でもある。 それなのに、僕は、なんていう―― 僕は慌てて、それをいまだ手中にある愛用のシャープペンでぐりぐりと塗りつぶした。 何で消しゴムで消さなかったのかと、今になって後悔している。 まさか、長門さんが僕に教科書を借りにくるとは思ってもみなかったのだ。 しかも、塗りつぶした少し下に、今度は長門さん、などと書いた上で。 この〝長門さん〟には、僕からの、親愛の意味が込められてるはず、である。 しかし、これも、本来に本人に見せるつもりはさらさらなく、僕自身の自己満足のようなものだ。 事実、この字を無意識ではなく、意識的に書き終えたときに僕は何かしらの満足感と高揚感、原因不明の鼓動の高鳴りを感じた。 なぜか、気恥ずかしさも感じたのだが、それは、今はどうでもいい。 問題は、長門さんがこれをみて不快に思わなかったかだ。 知人に借りた教科書に自分の名前が落書きされていて、しかも、その右上に情報統合思念体だの、TFEI端末だの走り書いたのを塗りつぶしてあるなんて、何かしらの誤解を受けそうだ。 断じて今現在の僕は、長門さんを敵視したり、自分たちとは違う異質でおかしな存在だとは思っていない。 むしろ……。 いや、本当にこれはどうでもいいことだ。 他のページには全く落書きがない僕の教科書のたった一つの落書き。 他のページにない分、さぞや目立っただろう。 長門さんは、僕に失望しただろうか。 運良く、彼女が受けた授業範囲とずれていて、彼女の目に留まらなかったら万々歳なのだけれど、 僕が当たっている日本史教師と彼女が当たっている日本史教師は同一人物なので、そうは上手く問屋は卸さないだろう。 そういえば、教科書を返してもらって以来、僕と長門さんは全く会話をしていない。 やはり、嫌われてしまっただろうか。 おそるおそる、教科書を開ける。 件のページを確認するためだ。 もし、何かしらの反応があったとしたらどうしよう。 なくても、この先、長門さんが僕と目すらあわせてくれなくなったらどうしよう。 そう思うと、手が震えた。 消しゴムや修正液で消されていたら、立ち直れないかもしれない。 p.156 長門さん。 あった! 反応はどうだろう。 消しゴム等で消されていない分マシだろうか。 否、完全無視を決め込むという意味での放置なのかも……。 ゆっくりと視線を長門さんの名前の周囲をなぞる。 しかし、なぞるほどの必要はなかった。 反応はすぐ隣にあったからだ。 しかし、これは、一体…… 長門さん 古泉一樹 縦書きに乱暴な字で書かれた彼女の名前の隣に、プリントアウトしたみたいに綺麗な明朝体(今度から、長門さんの字をお手本に字を書こう)でこれまた縦書きに書かれた僕の名前。 そして、その上に鎮座するように堂々と書かれた少し歪な90度、45度、45度の直角二等辺三角形、二人を分かつように縦に引かれた一本線。 あ、相合傘!? しかも、ご丁寧に名前はシャープペンで書かれているのに、傘の部分はボールペン。 一体どういう風の吹き回しだ。 思わず、教科書を持ち上げマジマジとそれを確認する僕。 すると、持ち上げた教科書からぴらりと何かが舞い落ちた。 ノートの切れ端のような小さな紙が机上に一枚。 『隣の席の山田みさきに教えてもらった、図面上で傘を共有した相手と長期に渡り良好な関係を築いていけるという出来るというまじない。 私は、あなたと良好な関係でいたいと望む。 あなたは?』 山田! 6組にも山田! なんですか、この学校の山田姓の人間はみんなおせっかいという法則でもあるんですか。 大体、おそらくだが、長門さんは「良好な関係」の意味を絶対に誤解している! いや、嫌われるよりは随分いいし、嬉しくないわけではないのですが。 いやしかし、これは、本人に言及するべきなのだろうか。 今回は僕だからよかったものの、もし他の、例えば〝彼〟にこんなことをした日には、また閉鎖空間……。 いや、それ以上に、僕や〝彼〟以外の彼女の事情を知らない男子が相手なら確実に誤解を招く。 それは危険だ。 しかし、それ以上に危険なのは自分自身の周りであることを僕は失念していた。 あまりの事態に、頭がいっぱいになって背後に近づいてくるもう一人の山田姓の人間の存在に、気が付かなかったのだ。 なにやら肩口に人の気配。 恐る恐るそちらを見ると、一昨日と同じようにニヤニヤした雰囲気を纏う、うちのクラスの山田君がいた。 か、顔が近い! ああ、いつも〝彼〟が言っているのはこういうことなんですね、これからは自重しよう。 うん、そうしよう。 「相合傘だな、古泉。」 「えっと、何かの間違いだと思います。 長門さんはあれで結構世間知らずなので、きっと友情のおまじないか何かと勘違いされているものと思われ……」 「だったら普通、涼宮たちの名前も書くよな。 しかも、メモの方にはあなたと、って書いてあるよな。」 「えっと、でも、しかし……。」 「おおーい! 皆見ろよ! 古泉の教科書に長門からのラブメッセージだぜー!!」 僕の教科書と先ほどのメモを高々と頭上に上げ、クラス中に聞こえるような声で高らかに周囲の視線を集める山田君。 何言っちゃってくれちゃってるんですかぁああ!? 理系クラスはただでさえ男女比が大きく男子側に傾いていて、そっち系の話題があまりないから、かっこうのネタにされるじゃないですか! っていいますか、今現在されてるし! クラス中から浴びせられるニヤニヤとした視線。 ああ、もうこれで一週間はからかわれることが決定しました。 もう、どうにでもしてください。 しかし、そのときの恥ずかしさと焦りで顔を真っ赤にしていた僕は予想もしていなかった。 この数日後に起きたちょっとしたトラブルが原因で、件の日本史の教科書が、僕と長門さんの間を行き来することになるとは。 <続く……かもしれません>
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/603.html
教科書疑獄事件(きょうかしょぎごくじけん)は、1902年(明治35年)に発覚した、学校の教科書採用をめぐる教科書会社と教科書採用担当者との間の贈収賄事件である。この時期までの学校教科書は検定制だったが、この事件をきっかけに国定化され、第二次世界大戦終戦まで続いた。 概要 事件の背景 明治期の学校教科書は、当初認可制であった。その後、政府が1886年(明治19年)に「教科用図書検定条例」を定め、翌1887年(明治20年)5月に「教科用図書検定規則」を定めたことで、教科書会社が発行した教科書を検定する制度が実施されるようになった。当時の小学校教科書は、各道府県ごとに審査委員を配置し、道府県単位で検定された教科書の採択を行うようになった。 そのような状況の下で、教科書会社による採択働きかけや売り込みなどの活動も激しくなっていった。教科書採択をめぐって不正行為があるという疑惑は、たびたび新聞紙上で取り上げられるようになった。 事件発覚 1902年(明治35年)秋、教科書会社社長が列車内に自分の手帳を置き忘れた。手帳に贈賄の事実関係が記されていたことから事件が発覚した。 当局は1902年12月17日、贈収賄事件の一斉摘発に乗り出した。このことによって、県知事や文部省の担当者、府県の採択担当者、師範学校校長や小学校長、教科書会社関係者など、40道府県200人以上が摘発された。うち152人が予審に付され、116人が有罪判決を受けた。また、教科書疑獄事件に関係した会社が発行する教科書は採択禁止となった。 影響 教科書疑獄事件発覚以前から、文部省は教科書国定化を計画していた。また帝国議会でも、事件発覚以前に複数回にわたり、教科書国定化の建議が提出されていた。 事件の発覚によって、政府は一気に教科書国定化をすすめることとなった。事件発覚翌年の1903年(明治36年)には、小学校教科書国定化の法案が成立し、国定教科書が導入された。 事件を扱ったテレビ番組 NHK特集『明治教科書疑獄事件 ‐ 国定化への道 ‐』(1982年5月10日 NHK) 関連項目 国定教科書 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年8月23日 (土) 14 18。
https://w.atwiki.jp/vet-text/pages/36.html
教科書はどこで買えるのでしょうか? あるいはどこで買うのが一番良いのでしょうか? 買う場所の候補として、以下の場所が挙げられます。 生協の購買部 ネットの大型書店 実際の大型書店 生協の購買部 一番身近で、手軽に買うのは、生協が良いでしょう。会員であれば、10%オフになります。また、店頭になくても、注文すればたいていの教科書は手に入ります。そのときも、10%オフになると思います。教科書は高い買い物ですから、10%オフはかなり有り難いと思います。 ネットの大型書店 最近はネットで何でも手に入るようになりました。このサイトでは、amazonへのリンクを張ってあります。 海外のマニアックな洋書等も買う事が出来ます。また、古本も売っていますので、少しでも安く買いたい場合はチェックしてみると良いと思います。このサイトのように、多くの方がその本に対してコメントと評価をしていますので、そちらも合わせて読んでもらうのも良いと思います。 欠点としては、内容を見られない事です。いくつかの有名な教科書は、数ページだけ読めるようになっていますが、読めない事がほとんどです。そのため、買うときは他の人に見せてもらうか、図書館等で見てからの方が、後悔しないと思います。 実際の大型書店 医学書であれば、大型書店で置いてあります。また、洋書のコーナーがある書店では、洋書の医学書を取り扱っている事があります。残念ながら、獣医学書を扱っている書店はほとんどありません。管理人の知る限りでは、池袋のジュンク堂で常時置いてありました。(管理人)
https://w.atwiki.jp/nagaokaut-venture/pages/7.html
教科書買い取り、販売について 長岡技術科学大学ベンチャーサークルでは、長岡技術科学大学のシラバスに掲載されている教科書の買い取り、または中古販売を行っています。自分の専門分野が見つかっていらない教科書が出てきた、または講義が終わって教科書が必要なくなったと言う方はぜひ教科書をお売りください! また新学期に行う教科書販売にもぜひお越しください! 1 教科書買い取りについて 教科書の買い取り基準については以下になります。 長岡技術科学大学のシラバスに記載されていること 英語の教科書ではないこと メモ等がある教科書は大歓迎! 買い取りは定価の2割です お売りしたい教科書があれば、お問い合わせ先のメールアドレスに連絡をお願いします。またTwitterでのDMでも受け付けます。 買い取りの際にシラバスに記載されているかどうか査定を行いますので、少々時間がかかりますがご了承ください。 2 教科書販売について 教科書販売については新学期(1、2学期)に行います。細かい日程についてはポスターまたはTwitter等々でお知らせします。販売は定価の4割で販売します。教科書にはメモ等々が書きこまれており、テストのポイントがわかるかもしれません。 購入時にはぜひ有効に使用してください!
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3070.html
長門さんが、9組に教科書を借りに来てから二日たった。 今日の1時間目はあれから初めての日本史である。 僕の机の上には、一昨日の放課後、部室で長門さんに返していただいたそのままの日本史の教科書が。 やっぱり、長門さんは僕の落書きを見てしまったのだろうか。 僕がした落書き。 それは、戦国時代末期の歴史が記されたページの隅にいつも使っているシャープペンで長門有希、情報統合思念体、TFEI端末と書いたものを同じシャープペンで塗りつぶして消したものの斜め下に、〝長門さん〟と、書き残してしまったもの。 ああ、勘違いを招きそうだ。 激しく勘違いを招きそうだ。 長門さんが気を悪くしないといいのだけれど……。 あの落書きは、元はと言えば、歴史オタクで時代小説オタクの日本史教師のせいだ。 いや、全てを先生のするつもりはないのだけれど……。 しかし、トリガーになったのは、確実にあの日本史教師と、長門さんの読んでいた本のタイトルだったことに間違いはない。 教師が授業集になぜか、授業とは関係あるのかないのか分からないトリヴィアとも言える無駄話を展開するのはどこの学校でも同じであろう。 あの日、長門さんが僕に教科書を借りに来た日の二時間目の授業でもその現象は起こった。 時代小説オタクらしく、今現在教科書で授業しているあたりの時代が舞台の時代小説について延々と20分語りつくし始めたのである。 まぁ、授業に関係ないとは言い切れないし、好きな人にとってはこの上なく楽しい話題なのだろうと、最初はあまり気にも留めていなかった。 正直、週に4回ある日本史Bの時間のうち、三回に一回はこういうパターンになるのがこの教師の特徴だ。 今更、文句を言ったってしょうがないし、第一、試験範囲までは滞りなく進むのだから問題は無い。 正直、時代小説にあまり興味がない自分にとっては退屈ではあるけれど。 問題は、その日の雑談にも近い時代小説語りに出てきた作品名の中に、聞き覚え、否、見覚えのあるものがあったからだ。 大して、センスのいい題とも、自分の好みに合うと思えるものでもなかったので題名自体はハッキリ覚えていないけれど、確かにそれは、長門さんがいつものように文芸部部室の窓際で寡黙に読み進めていたSFもののハードカバーに紛れて、もはや長門さん専用になってしまった白いミニテーブルに鎮座していた唯一の文庫本のタイトルと同一のものだった。 長門さんが文庫本、しかも時代小説とは珍しい、とぼんやり失礼ながら盗み見ていたのでよく覚えていた。 そんな方向に思考が一瞬でも傾くと、退屈していた脳みそが一気に傾いた方向に倒れてしまうというのが人間というもので、あの時の僕もそんな人間に過ぎず、耳が日本史教師の時代小説語りをシャットアウトし始め、脳内思考を全く違う方向へと押しやって行った。 長門さんのことだ。 長門さんは読書家だ。 それは、この学校唯一の文芸部部員であるという事実だけで充分その証明になっているだろう。 あ、そういえばある種、長門さんは兼部状態になるのかな。 でも、SOS団は学校非公認の団体なので、やはり学校側からの彼女の扱いは文芸部部長でいいのだろうか。 SOS団の大切な団員であることは、例え学校を出たとしても変わりはしないだろうけれど。 あ、そういえば、僕や〝彼〟、朝比奈さんや涼宮さんは帰宅部扱いになるのかな。 ……何はともあれ、長門さんだ。 彼女が読書好きなのは、情報統合思念体がそう彼女を創ったからなのだろうか。 それとも、読書は、彼女が勝ち取った彼女自身の趣味なのだろうか。 長門有希、情報統合思念体が創りだした、TFEI端末。 僕たちとは違う存在。 朝比奈さんもこの時代の人間でないというところを考えなければ、基本的にはただの地球人である。 しかし、長門さんは……。 そこまで考えてハッとした。 教科書を見ると、やはりというべきか、なんと言うべきか、思考に合わせ勝手に手が動いたのだろう、 自分でも「ペン習字くらいやった方がいいじゃね?」と言いたくなるような、汚い筆致で長門有希、情報統合思念体、TFEI端末。 と、三連の語句が並んでいた。 これではまるで、今の今まで散々世話になっている大切な仲間のことを、余所者の、人間じゃない、ロボみたいに思っているような書き方じゃないか。 端末って。 そんな。 今の今まで、「機関」が使用している言葉だからと鵜呑みにし、平然と使っていたが考えれば考えるほど失礼な話である。 長門さんは、たしかに世間一般から見れば(このことに関して世間一般などという言葉が適用されるかは怪しいが)宇宙人と呼ばれる存在であるが、 それ以前に僕や、SOS団の皆からすれば、SOS団の団員であり、大事な仲間であり、大切な友人でもある。 それなのに、僕は、なんていう―― 僕は慌てて、それをいまだ手中にある愛用のシャープペンでぐりぐりと塗りつぶした。 何で消しゴムで消さなかったのかと、今になって後悔している。 まさか、長門さんが僕に教科書を借りにくるとは思ってもみなかったのだ。 しかも、塗りつぶした少し下に、今度は長門さん、などと書いた上で。 この〝長門さん〟には、僕からの、親愛の意味が込められてるはず、である。 しかし、これも、本来に本人に見せるつもりはさらさらなく、僕自身の自己満足のようなものだ。 事実、この字を無意識ではなく、意識的に書き終えたときに僕は何かしらの満足感と高揚感、原因不明の鼓動の高鳴りを感じた。 なぜか、気恥ずかしさも感じたのだが、それは、今はどうでもいい。 問題は、長門さんがこれをみて不快に思わなかったかだ。 知人に借りた教科書に自分の名前が落書きされていて、しかも、その右上に情報統合思念体だの、TFEI端末だの走り書いたのを塗りつぶしてあるなんて、何かしらの誤解を受けそうだ。 断じて今現在の僕は、長門さんを敵視したり、自分たちとは違う異質でおかしな存在だとは思っていない。 むしろ……。 いや、本当にこれはどうでもいいことだ。 他のページには全く落書きがない僕の教科書のたった一つの落書き。 他のページにない分、さぞや目立っただろう。 長門さんは、僕に失望しただろうか。 運良く、彼女が受けた授業範囲とずれていて、彼女の目に留まらなかったら万々歳なのだけれど、 僕が当たっている日本史教師と彼女が当たっている日本史教師は同一人物なので、そうは上手く問屋は卸さないだろう。 そういえば、教科書を返してもらって以来、僕と長門さんは全く会話をしていない。 やはり、嫌われてしまっただろうか。 おそるおそる、教科書を開ける。 件のページを確認するためだ。 もし、何かしらの反応があったとしたらどうしよう。 なくても、この先、長門さんが僕と目すらあわせてくれなくなったらどうしよう。 そう思うと、手が震えた。 消しゴムや修正液で消されていたら、立ち直れないかもしれない。 p.156 長門さん。 あった! 反応はどうだろう。 消しゴム等で消されていない分マシだろうか。 否、完全無視を決め込むという意味での放置なのかも……。 ゆっくりと視線を長門さんの名前の周囲をなぞる。 しかし、なぞるほどの必要はなかった。 反応はすぐ隣にあったからだ。 しかし、これは、一体…… 長門さん 古泉一樹 縦書きに乱暴な字で書かれた彼女の名前の隣に、プリントアウトしたみたいに綺麗な明朝体(今度から、長門さんの字をお手本に字を書こう)でこれまた縦書きに書かれた僕の名前。 そして、その上に鎮座するように堂々と書かれた少し歪な90度、45度、45度の直角二等辺三角形、二人を分かつように縦に引かれた一本線。 あ、相合傘!? しかも、ご丁寧に名前はシャープペンで書かれているのに、傘の部分はボールペン。 一体どういう風の吹き回しだ。 思わず、教科書を持ち上げマジマジとそれを確認する僕。 すると、持ち上げた教科書からぴらりと何かが舞い落ちた。 ノートの切れ端のような小さな紙が机上に一枚。 『隣の席の山田みさきに教えてもらった、図面上で傘を共有した相手と長期に渡り良好な関係を築いていけるという出来るというまじない。 私は、あなたと良好な関係でいたいと望む。 あなたは?』 山田! 6組にも山田! なんですか、この学校の山田姓の人間はみんなおせっかいという法則でもあるんですか。 大体、おそらくだが、長門さんは「良好な関係」の意味を絶対に誤解している! いや、嫌われるよりは随分いいし、嬉しくないわけではないのですが。 いやしかし、これは、本人に言及するべきなのだろうか。 今回は僕だからよかったものの、もし他の、例えば〝彼〟にこんなことをした日には、また閉鎖空間……。 いや、それ以上に、僕や〝彼〟以外の彼女の事情を知らない男子が相手なら確実に誤解を招く。 それは危険だ。 しかし、それ以上に危険なのは自分自身の周りであることを僕は失念していた。 あまりの事態に、頭がいっぱいになって背後に近づいてくるもう一人の山田姓の人間の存在に、気が付かなかったのだ。 なにやら肩口に人の気配。 恐る恐るそちらを見ると、一昨日と同じようにニヤニヤした雰囲気を纏う、うちのクラスの山田君がいた。 か、顔が近い! ああ、いつも〝彼〟が言っているのはこういうことなんですね、これからは自重しよう。 うん、そうしよう。 「相合傘だな、古泉。」 「えっと、何かの間違いだと思います。 長門さんはあれで結構世間知らずなので、きっと友情のおまじないか何かと勘違いされているものと思われ……」 「だったら普通、涼宮たちの名前も書くよな。 しかも、メモの方にはあなたと、って書いてあるよな。」 「えっと、でも、しかし……。」 「おおーい! 皆見ろよ! 古泉の教科書に長門からのラブメッセージだぜー!!」 僕の教科書と先ほどのメモを高々と頭上に上げ、クラス中に聞こえるような声で高らかに周囲の視線を集める山田君。 何言っちゃってくれちゃってるんですかぁああ!? 理系クラスはただでさえ男女比が大きく男子側に傾いていて、そっち系の話題があまりないから、かっこうのネタにされるじゃないですか! っていいますか、今現在されてるし! クラス中から浴びせられるニヤニヤとした視線。 ああ、もうこれで一週間はからかわれることが決定しました。 もう、どうにでもしてください。 しかし、そのときの恥ずかしさと焦りで顔を真っ赤にしていた僕は予想もしていなかった。 この数日後に起きたちょっとしたトラブルが原因で、件の日本史の教科書が、僕と長門さんの間を行き来することになるとは。 <続く……かもしれません>
https://w.atwiki.jp/soufro/pages/1216.html
美術の教科書 【データ】 装備種別 グッズ 攻撃力 0 魔法攻撃力 0 防御力 0 魔法防御力 0 レンジ - 消費SP 0 売却価格 250G 装備レベル 1 装備可能クラス - 装備可能種族 - 属性 付与属性 耐性 炎熱 - 100% 雷電 - 100% 氷結 - 100% 光輝 - 100% 闇黒 - 100% 【解説】 美術の授業で使う教科書。装備しているとちょっとだけいいコトがあるかも? 【入手方法】 購買:750G(全校) アイテム辞典/は タグ グッズ
https://w.atwiki.jp/turu_takeshima/pages/12.html
韓国の教科書 ソース:koreok 様 ■1899年『大韓地誌』 (大韓帝国の最初の地理の教科書) 訳)大韓帝国の領域は、北緯33度15分~42度25分。 東経124度30分~130度35分。 竹島(独島)は東経131度52分です。 つまり、「鬱陵島までが韓国の領土」と断言してます! ※竹島(独島)は日本領土 1899年は下関条約の4年後、乙巳保護条約の6年前、 韓国が完全に独立していた時期の教科書です。 よく確認してみると、何度も「日本 海」表記までされていますw ダブルパンチです!! さらに、 更に1907年の『大韓新地誌』でも同じ事が書かれています。 (※厳密にいうと、少し違うのですが詳しい説明は省略。) さらに、さらに、 日本が敗戦後(1945年以降)の史料に至っても、 ■1947年『朝鮮常識問答』(韓国の常識Q&A) 韓国の領域は、 東経124度11分~130度56分23秒と書いてあります! ※繰り返しますが、竹島(独島)は東経131度52分です。 さらに、さらに、さらに、 ■1948年『朝鮮常識』(韓国の常識) 「韓国の最も東の島は東経130度56分23秒の竹嶼(チュクド)だ」と書いてあります! ※チュクド(Chukdo)は鬱陵島の北東にある小さな島。 ※漢字で「竹島」と書いてあるのが、チュクド(Chukdo,チュク島)の事です。独島ではありません。 何度も繰り返しますが、竹島(独島)は、東経131度52分にある島です。
https://w.atwiki.jp/peangel99/pages/164.html
男子団体戦 準優勝 選手名 一立ち目 二立ち目 三立ち目 四立ち目 五立ち目 総計六十五中 大前 伊藤弘将 ××○× ○×○× ×○×○ ○×○× ○×○○ 十中 二的 山口智弘 ×○×○ ○○○× ○○×× ×○○× ○○×○ 十二中 三的 鈴木拓弥 ×××○ ×○×× ◎◎◎◎ ○×○○ ○○○× 十二中 四的 宇都宮貴哉 ×××○ ○×○○ ○○○× ×○○○ ○×○× 十二中 落前 原周平 ××○× ×××× 板橋○××× ×○○○ ×○○○ 八中 落 梶原進也 ×○○× ○×○× ×○○× ○××○ ○○○× 十一中 優勝 京都府立医科大学 66中 女子団体戦 3位 選手 一立ち目 二立ち目 三立ち目 四立ち目 五立ち目 総計二十一中 大前 丹羽香央里 ××○× ◎××× ××○○ ×××× ×××○ 五中 中 稲熊裕香 ×××○ ◎××× ×××× ×○×○ ○○×× 六中 落 内田愛莉砂 ×○○○ ◎×○○ ×××× ○○○× ○××× 十中 優勝 京都府立医科大学 27中 準優勝 大阪薬科大学 25中 個人戦 男子 優勝 宇都宮 貴哉 女子 準優勝 内田 愛莉砂
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/979.html
教科書無償法